その他の手口
次から次へと新しい手口を編み出していく悪質業者。ここでは、ワンクリック詐欺、ツークリック詐欺、サクラ、迷惑メール以外の悪質な手口について解説していきます。
ひと目で分かるチェックポイント!
1)少額訴訟は無視できない手口なので気をつける
2)ワンクリウエアに引っ掛かったら駆除ツールを使おう
■無視できない手口!少額訴訟
今まで、基本的には「身に覚えのない架空請求は一切無視!スルーでOK」ということでお話をしてきましたが、いくら身に覚えがなくても無視できない、無視するとかえって不利になるというのが少額訴訟です。
少額訴訟って何?
少額訴訟とは、60万円までの金銭トラブルに利用できるものです。
審理は1回のみ、その日のうちに判決が言い渡されます。訴状など専門の知識がなくても手続きができます。
出頭しなければ裁判に負けてしまう
少額訴訟では裁判所から「口答弁論期日呼出及び答弁書催告状」が送られてきますが、以下の文章が記載されています。
何もしないでこのまま放置すると、相手方の言い分通りの判決が出て、給料や財産を差し押さえ等をされることがありますので、注意して下さい。
なにもこちらにはやましい所がないんだから、悪質なサイトから少額訴訟で訴えられても無視すればいいんじゃないの?」と思うのですが、少額訴訟では裁判所から呼び出しが届いて出頭しなければ、自動的に裁判に負けてしまい、請求金額を払わなくてはならないのです。心当たりがあるかどうかは一切関係ありません。
実際に、大阪市内に拠点を置く出会いサイト業者と東京都内の男性間で少額訴訟が起きています。
呼出状が届いたら
裁判所から訴状や呼出し状が届いたら、以下を行って下さい。
1)心当たりがなくても、指定された日に裁判所に出頭して下さい。裁判所が遠方の場合は、最寄の裁判所に移送を求めることができます。必ず無視しないで下さい。
2)弁護士や消費者センターに相談しましょう。
3)警察にも連絡しておきましょう。
その呼出し状は本物?ニセモノ?
「少額訴訟」手口が広まってくると、ニセモノの呼出し状を送りつけて支払わせようとする悪質業者が出てくることも考えられますので、注意してください。
本物の「口答弁論期日呼出及び答弁書催告状」は特別送達で送られてきます。特別送達かどうかで本物かどうかを見分けてください。
■悪質サイトが仕掛けるワンクリウエア
ワンクリック詐欺の別手口。
ワンクリウエア(ワンクリックウエア)とは、架空の料金請求や脅しのメッセージを画面に表示する悪質なプログラムのことで、動画ファイルやなどに見せかけているのが特長。
悪質サイトにある画像やリンクをクリックするとダウンロードされるという仕組みになっています。
ダウンロードされる「hogehoge.wmv.exe」は、実は動画でもなんでもなく、スパイウエアの実行ファイルです。このファイルを実行してしまうと、以下のようなことが発生します。
1)デスクトップに請求画面が表示される。消しても消しても画面が現れたり、再起動するたびに表示される。
2)
メールソフトにあるメールアドレス情報を抜き取り、そのメアド宛に料金請求メールを送る。
3)
インターネットで一番最初に開く画面が、請求画面になる。
ワンクリウエアを実行してしまった場合は、ワンクリウェア駆除ツール を使ってみてください。
安全ポイント制